包茎手術の麻酔

包茎手術について検討する際、不安要素のひとつとなるのが“痛み”です。多くの場合、余分な包皮を切除したり、切開することになるので、「痛くないのだろうか?」と不安に思うのは当然のことでしょう。そうした手術中の痛みを解消するべく、包茎手術ではさまざまな種類の麻酔が用いられています。一体、どういった麻酔が使われているのか、チェックしてみましょう。

■包茎手術で主流なのは「表面麻酔」+「局所麻酔」

「表面麻酔」は皮膚の感覚を麻痺させる

包茎手術で広く活用されているのが、「表面麻酔」という麻酔です。これは皮膚の表面に麻酔を施す方法で、皮膚の表面に冷却ガスや冷却スプレーを噴霧して、一時的に感覚を麻痺させる「冷却法」と、皮膚に浸透しやすい麻酔薬を塗ったり、麻酔成分を含んだシートやシールを貼って感覚を麻痺させる2種類の方法があります。しかし、これだけでは手術による痛みを解消できないため、併せて「局所麻酔」という麻酔も使わなければなりません。

「局所麻酔」なら手術中も医師とコミュニケーションが取れる

「表面麻酔」を使った時に併せて用いられる「局所麻酔」とは、手術を施す部分に麻酔薬を注入して感覚を麻痺させる方法で、神経の束がある周辺に注射を打つ「抹消神経ブロック」が代表的です。

麻酔薬を注入するといっても、「静脈麻酔」のように眠ってしまうわけではなく、意識ははっきりしています。そのため、医師とコミュニケーションを取りながら、手術を受けることができます。

■ほかにはどんな麻酔法が?

「静脈麻酔」が使われる場合もある

点滴で睡眠導入薬や向精神薬を体内に導入し、眠った状態へと誘導させる方法...いわゆる「静脈麻酔」というと、一般的な病気の手術で用いられるイメージが強いですが、包茎手術でも使用される場合があります。

主に痛みに対して極度の不安を感じている人や、静脈麻酔を強く希望する人に適応されることが多く、そうでない場合はあまり使われません。静脈麻酔を使用すると、効果が切れるまでに数時間を要するため、手術当日は車やバイク、自転車を運転することはできません。

独自の麻酔技術を追求しているクリニックも...

包茎手術では「表面麻酔」と「局所麻酔」の組み合わせが一般的ですが、包茎手術を専門としたクリニックの中には、より"無痛"の状態に近づけるために、クリニック独自の麻酔法を追求しているところもあります。

たとえば上野クリニックなどでは、4段階にも渡る麻酔システムを導入しており、多くの患者から好評を得ているといいます。このように麻酔にもこだわっているクリニックを選ぶことが、肉体的にも精神的にも負担の少ない包茎手術を受ける秘訣といえるかもしれません。

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