包茎の原因

包茎の原因は、何らかの感染症によって亀頭と包皮が癒着してしまったり、包皮を無理やり剥いたときにできた傷跡が硬化するなど、“後天的なもの”である可能性が高いといわれています。また、包茎は「仮性包茎」「カントン包茎」「真性包茎」の3つの種類に分けられますが、各状態になる原因もそれぞれ違います。ここでは、それぞれの原因について学んでいきましょう。

■仮性包茎の原因は...

なかには勃起しても剥けない人も

仮性包茎の場合では平常時は包皮が亀頭を覆っているものの、手で剥けば容易に亀頭を露出させることができます。ただ、勃起時の状態は人によって違いがあり、自然と亀頭が露出する人もいれば、勃起してもほとんど包皮に覆われたままになっている人もいます。

原因は"包皮の長さ"

仮性包茎になる原因は、包皮の出口が亀頭が露出できる程度には広がっているものの、包皮の全長が平常時もしくは勃起時の陰茎よりも長いことが考えられます。

■真性包茎の原因は...

平常時でも剥くのは困難

真性包茎の場合では"包皮の出口が非常に狭い"あるいは"亀頭と包皮が癒着を起こしている"などの理由から、平常時でも手で剥くことが極めて困難です。無理に剥こうとすると出血して、その傷口からばい菌が入ってしまうなどの危険性もあります。

"包皮の伸びやすさ"にも原因が!?

真性包茎になる原因は、通常は思春期を過ぎるころに剥がれる"亀頭の皮"と"包皮"が、引っ付いたままの状態になっていて、勃起しても包皮が根元へ引っ張られない。または包皮の先端部分が少ししか伸びず、亀頭が露出しない...など、その原因はさまざまです。

■カントン包茎の原因は...

カントン包茎は"包茎の名前"ではない

そもそもカントン包茎とは"包茎の名称"ではなく、"一部の真性包茎に見られる症状"を指します。平常時は亀頭をどうにか露出させることができるものの、勃起すると露出できなくなってしまいます。また、包皮の出口が狭いため、無理に手で剥いたりすると、亀頭の根元が包皮で締め付けられたまま、元に戻らなくなってしまうといった危険性もあります。

寝ている間にカントン包茎になることも!

カントン包茎は、"包皮の出口が狭いこと"が原因となります。亀頭の大きさに対して包皮の出口が狭いと感じたら、亀頭を長時間露出させるのは避けましょう。包皮の出口が狭い仮性包茎の人が、亀頭を露出した状態で寝てしまい、寝ている間にカントン包茎に悪化...というケースもあるので、注意しなければなりません。

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